調光器の老舗メーカー「ルートロン」さんにお邪魔し、調光実験を行ってきました。
調光対応の電源ドライバーに乗せ換えて、調光がスムーズに行われるか。の実験
その1
電源メーカーM社の場合
200Vの電源ドライバーの為、アップトランスをかませて、点灯試験
調光はスムーズに動いたが、制御が逆の動きをする。照明を明るくしたい時スイッチのボリュームを開ければ暗くなり、ボリュームを絞れば明るくなる。 実際の調光スイッチの動きとは逆になることで操作性は悪くなる。
その2
電源メーカーI社の場合
電源ドライバーは100V〜240Vまで対応の為、一般コンセントからの電源供給が可能。 これは、現場での施工性も良くなり、汎用性も高くなる。
調光の動きはM社同様スムーズであり、制御も調光スイッチの指示に同調する。 使い勝手は良い。
実験した場所は、ルートロン社の実験ルーム。 様々な調光の組み合わせが可能。
課題
通常PWM信号の制御方式では、最長500メートル程度の距離の範囲で調光が可能。
今回の現場は、約800メートルの距離の範囲で調光する。その為、動作確認は、現場にて実際の距離で行う必要がある。
秋に現場が竣工した後に、800メートルの信号線で実験予定。
結果は、あらためてレポートする。