400Vの電圧、老朽化したケーブル どうする?
ナイター照明は設置距離が長いため、400Vの現場が多い
30年以上前に施工された現場が多くケーブルの老朽化も心配
2016/10月
長野県白馬村スキー場の今年のLED化工事が終了した。しかし、着手に至るまでが長かった。
● このゲレンデの既存照明電圧は400V。電圧を200Vに落とさなければLED化できない
● 際地中埋設のケーブルが予想以上に劣化していた。放置しておけば漏電の可能性も否めない。
● 照明支柱のズレ。雨による地盤変化で照明柱の一部にズレが生じ、リフトのケーブルに接触危険性もあることが判明。
この3点を複合し予算も見直し、来年度以降の計画も視野に入れて計画を練り直した。
結果は、埋設ケーブルの交換、危険照明柱を新設し設置場所も安全な箇所に移動。これを優先。残りの予算を照明器具費に当てこむことにした。
新しくする器具の台数は限られたが、それでもゲレンデの約半分がLED化になる。
少しずつ順調に交換工事は進み、
無事交換工事完了
そして、点灯確認も終了。
最終角度調整はナイター営業開始後。 12月末までしばらく休憩です。