LED照明で吹雪でも視界良好
見通し抜群!雪の反射の影響なし
最終角度調整の為にゲレンデに来たが生憎の猛吹雪。
ナイター照明LED化で心配していたひとつ。吹雪の中の見え方。LEDは指向性が高いため、雪に光が反射して滑走しにくいのではないかと内心ドキドキしていた。 しかし、その心配は無用。実に滑走しやすい。予想外の結果である。
この写真は、前がほとんど見えないほどの強烈な降雪。にも拘らず鉄塔2つ先まで確認できた。
この写真は、同じコースを鉄塔2つ分滑走しゲレンデを下から見上げて撮影。上の写真と下の写真の撮影した時間の間隔は約1分程。下の写真の方が視界がすっきりと見えるが、ほとんど同時間に撮影した。露出もシャッタースピードも同じ。写り方の差はあるもののいずれも視認性は良好であった。
もう一枚別の場所で。照明の付近をよく見るとかなりの降雪が確認できる。それでも下の方を滑走するボーダーを確認することが出来た。
今までは、降雪時の視認性を確保するためにナトリウム灯を使用していたが、LEDの視認性が良好な事が確認できたので今後は白色で統一しても何ら問題はない。LEDの特性上白色の方が同ワットでも光束値が高く、且つ、雪の白に白色の光は爽やかに映る。
但し、ある程度の照度がなければ「陰気臭い」陳腐なゲレンデになってしまい、せっかくのLEDナイターゲレンデが台無しになってしまう。
ナイター照明=オレンジ色の時代は終わり、LED照明の出現によって様変わりすると感じた。